2023/12/27 更新

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オオノ トシヒサ
大能 俊久
Toshihisa Ohno

学位

  • 博士(生物資源科学)   論文 ( 2008年3月   秋田県立大学 )

研究キーワード

  • 機能性

  • 品質

  • 穀類

研究分野

  • ライフサイエンス / 食品科学

学歴

  • 東京大学   農学部   農芸化学科   卒業

    1982年4月 - 1986年3月

経歴

  • 大洋漁業   職員(技術系)

  • 秋田県総合食品研究センター   上席研究員

  • 福井工業大学   環境情報学部 環境食品応用化学科   准教授

    2016年4月 - 2023年3月

  • 福井工業大学   環境学部 環境食品応用化学科   教授

    2023年4月 - 現在

所属学協会

  • 日本食品科学工学会

  • 日本農芸化学会

 

論文

  • 伝統野菜吉川ナスの味に関わる成分の季節変動 査読

    大能俊久、上田泰希、森下友登

    福井工業大学研究紀要   ( 53 )   88 - 94   2023年

  • 精米貯蔵における可溶性タンパク質の挙動 査読

    大能俊久、寺岡若葉、古澤和也

    福井工業大学研究紀要   ( 52 )   63 - 67   2022年

     詳細を見る

    40℃で1か月,または2か月貯蔵した精米における浸漬液へのタンパク質の溶出量の変化をLowry法で測定した.浸漬時間を30分から16時間まで変えて溶出量を測定したところ,いずれの時間も40℃貯蔵することでタンパク質の溶出量が減少していた.1時間から16時間浸漬した場合では,40℃貯蔵しなかった米に比べて40℃貯蔵した米の溶出量は約80%に減少していた.また,40℃1か月と2か月貯蔵の間の差は小さかった.米飯のバランス度は40℃貯蔵しなかった米で高く貯蔵した米で低下しており,1時間浸漬したタンパク質濃度の結果と似た挙動を示した.この浸漬液を加熱するとタンパク質の約15%が沈殿した.溶出したアルブミンにプロテアーゼが作用して沈殿が抑制された可能性がある.

  • Morphological, biochemical, and proteomic analyses to understand the promotive effects of plant-derived smoke solution on wheat growth under flooding stress 査読 国際共著

    Setsuko KOMATSU, Hisateru YAMAGUCHI, Keisuke HITACHI, Kunihiro TSUCHIDA, Shafiq Ur REHMAN, Toshihisa OHNO

    Plants   2022 ( 11 )   1 - 18   2022年

  • 伝統野菜穴馬かぶらの冬季貯蔵品の品質 査読

    大能俊久、澤貴也、原祥太、巣守和義

    福井工業大学研究紀要   ( 51 )   155 - 160   2021年

  • Plant-derived smoke enhances plant growth through ornithine-synthesis pathway and ubiquitin-proteasome pathway in soybean 査読

    Zhuoheng Zhong, Tomoki Kobayashi, Wei Zhu, Hiroyuki Imai, Rongyi Zhao, Toshihisa Ohno, Shafiq urRehman, Matsuo Uemura, Jingkui Tian, Setsuko Komatsu

    Journal of Proteomics   2020年

  • カボチャを使用したγ-アミノ酪酸の生成 査読

    大能俊久、南中麻希

    福井工業大学研究紀要   ( 50 )   130 - 133   2020年

  • 雪下貯蔵穴馬かぶらに関する活動報告 査読

    大能俊久

    福井工業大学研究紀要   ( 50 )   342 - 346   2020年

  • 秋田産ワカメの成分特性とメカブの物性について

    高橋徹,大能俊久,中林信康,斎藤和敬,戸松誠,塚本研一

    日本海水産物利用担当者会議   2017年3月

  • 製麺性が低下したそば粉の品質

    大能俊久

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 16 )   25 - 27   2014年12月

  • 米のグルタミン酸脱炭酸酵素活性の分布と貯蔵による変化 査読

    大能俊久、高橋砂織

    日本食品科学工学会誌   61 ( 11 )   552 - 554   2014年11月

  • 秋田県産米の遊離糖と遊離アミノ酸に関する研究

    大能俊久、伊藤善輝

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 15 )   37 - 39   2013年12月

  • 籾発芽玄米と発芽玄米の炊飯によるγ-アミノ酪酸量の変化

    大能俊久

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 14 )   23 - 25   2012年12月

  • 加熱初期に米粒から脱離する成分とデンプンを添加して炊飯した米飯の特徴

    大能俊久

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 13 )   31 - 34   2011年12月

  • マイタケ(Glifola frondosa)による米飯テクスチャーの改良

    大能俊久

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 12 )   24 - 28   2010年10月

  • -2℃で貯蔵したエダマメのショ糖含量の変化

    大久長範、菅原真理、大能俊久、佐藤雄幸

    宮城大学食産業学部紀要   3 ( 1 )   23 - 25   2009年3月

  • ネマガリタケと孟宗タケノコの遊離アミノ酸比較

    大久長範、大能俊久

    宮城大学食産業学部紀要   2 ( 1 )   57 - 59   2008年3月

  • Texture of cooked rice prepared from aged rice and its improvement by reducing agents 査読

    Ohno, T., Tomatsu, M., Toeda, K., Ohisa, N.

    Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry   71 ( 12 )   2912 - 2920   2007年12月

  • Gelatinization properties of aged rice and improvement of rice texture by external layer removal 査読

    Ohno, T., Tomatsu, M., Toeda, K., Ohisa, N.

    Food Science and Technology Research   13 ( 4 )   301 - 304   2007年11月

  • 低アミロース米「淡雪こまち」を用いた早炊き炊飯 査読

    大久長範、小玉郁子、星野育、鶴巻ひとみ、大能俊久

    日本食品科学工学会誌   54 ( 7 )   339 - 342   2007年7月

  • 固形分濃度の低い絹ごし豆腐を用いた凍り豆腐の調整 査読

    大久長範、三浦僚子、大能俊久、出雲悦子

    日本調理科学会誌   39 ( 6 )   354 - 356   2006年12月

  • 茹で稲庭うどんの破断強度に及ぼす空隙の影響 査読

    大久長範、大能俊久、熊谷昌則

    日本食品科学工学会誌   53 ( 2 )   91 - 95   2006年2月

  • Studies on textural and chemical changes in aged rice grains 査読

    Ohno, T., Ohisa, N.

    Food Science and Technology Research   11 ( 4 )   385 - 389   2005年12月

  • 稲庭うどんと他のめんとの破断強度比較 査読

    大久長範、堀金明美、大能俊久、吉田充

    日本食品科学工学会誌   52 ( 11 )   522 - 527   2005年11月

  • 分つき米の予備加熱と炊飯によるγ-アミノ酪酸の蓄積 査読

    大久長範、吉元茜、大能俊久、秋山美展

    日本調理科学会誌   38 ( 3 )   254 - 256   2005年6月

  • Purification and characterization of a thermostable raw starch digesting amylase from a Streptomyces sp. isolated in a milling factory. 査読

    Kaneko, T., Ohno, T., Ohisa, N.

    Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry   69 ( 6 )   1073 - 1081   2005年6月

  • 秋田酒こまちと蕎麦におけるγ-アミノ酪酸の分布

    大久長範、大能俊久、高橋仁

    秋田県総合食品研究センター報告   ( 7 )   47 - 48   2005年5月

  • 無洗米市販品の米飯特性の評価 査読

    大能俊久、堀川あゆみ、金子隆宏、大久長範

    日本食品科学工学会誌   51 ( 12 )   686 - 690   2004年12月

  • 発芽玄米と籾発芽玄米のγ-アミノ酪酸および遊離アミノ酸含量 査読

    大久長範、大能俊久、森勝美

    日本食品科学工学会誌   50 ( 7 )   316 - 318   2003年7月

  • 無洗米の米飯テクスチャーと貯蔵による変化

    大能俊久、堀一之、大久長範

    秋田県総合食品研究所報告   ( 5 )   55 - 57   2003年6月

  • 乾麺の電子顕微鏡による断面観察

    大久長範、大能俊久

    秋田県総合食品研究所報告   ( 5 )   58 - 60   2003年6月

  • 焼成カルシウム存在下でボイル処理されたエダマメ

    大久長範、大能俊久、ホウ中存

    秋田県総合食品研究所報告   ( 4 )   59 - 61   2002年7月

  • 低温気流粉砕したそば粉の性質 査読

    大久長範、大能俊久、進藤昌、Wan, Y., 明石信廣

    日本食品科学工学会誌   49 ( 1 )   46 - 48   2002年1月

  • 13CNMRによる位置異性を含めたモノ・ジ・トリアシルグリセリン混合比の簡易測定法 査読

    堀一之、大能俊久、大久長範

    日本食品科学工学会誌   48 ( 9 )   650 - 655   2001年9月

  • 水稲新品種めんこいなの食味にかかわる理化学的性質」

    大能俊久、高橋徹、熊谷昌則、大久長範

    秋田県総合食品研究所報告   ( 3 )   1 - 5   2001年6月

  • 元素分析装置による米1粒の粗タンパク質定量 査読

    大能俊久、熊谷昌則、堀一之

    日本食品科学工学会誌   47 ( 1 )   37 - 40   2000年1月

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講演・口頭発表等

  • タンパク質量の変化が米飯テクスチャーに与える影響

    大能俊久、森本瑛士、古澤和也

    日本食品科学工学会  2023年8月 

  • 還元剤溶液中での加熱が米に与える影響

    大能俊久、森本瑛士、古澤和也

    日本農芸化学会  2023年3月 

  • タンパク質に特徴のある米の米飯テクスチャー

    大能俊久、古澤和也

    日本食品科学工学会  2022年8月 

  • 貯蔵による米飯テクスチャーの劣化と可溶性タンパク質、アミノ酸の挙動

    大能俊久、寺岡若葉、古澤和也

    日本農芸化学会  2022年3月 

  • 野菜のγ-アミノ酪酸生成力

    十二町俊貴、谷内秋久、大能俊久

    日本食品科学工学会  2021年8月  日本食品科学工学会

  • カボチャのγ-アミノ酪酸に関する研究

    南中麻希,大能俊久

    日本食品科学工学会 

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担当経験のある授業科目

  • 食品製造工学

    機関名:福井工業大学

  • 発酵醸造工学

    機関名:福井工業大学

  • 食品倫理

    機関名:福井工業大学

  • FUT実践学演習基礎

    機関名:福井工業大学

  • 酵素科学

    機関名:福井工業大学