2026/01/06 更新

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ナガオカ リョウコ
長岡 亮子
Ryoko Nagaoka
 

論文

  • 投資家心理と経営者の戦略的開示の関係

    松本祥尚、長岡亮子

    關西大學商學論集   69 ( 2 )   43 - 53   2024年9月

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    投資者心理に着目し、経営者による宥和化の存在を検証した。消費者態度指数を用いた分析では有意な関係が見られず、先行研究と異なる結果となった。これは分析期間に楽観的な投資家心理の変動が乏しかったためと考えられる。今後は楽観的・悲観的期間を含むデータで戦略的開示を検証し、監査の抑止効果を明らかにする必要がある。

  • 資本市場における監査・保証の経済的効果:投資リスクに基づく検証

    松本祥尚、長岡亮子

    關西大學商學論集   69 ( 1 )   79 - 94   2024年6月

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    有価証券報告書の「注記」と「事業等のリスク」の可読性と監査報酬の多寡に有意な正の関係がみられたことから、監査人はビジネス・リスクの高い企業に対して、投入監査資源量とリスク・プレミアムの両方を考慮していることが示唆されている。これは、財務諸表監査が資本市場における投資者の投資リスクを低減し、投資者保護の役割を果たしている証拠となる。

  • 開示情報の可読性に関する先行研究レビュー

    長岡亮子

    千里山商學   ( 74 )   21 - 36   2023年9月

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    有価証券報告書は、経営者が経済事象を符号化し、投資者がそれを解読することで情報が伝達される。符号化と解読というプロセスを経るため、経営者と投資者の間で経済事象の認識に齟齬が生じることは避けられない。経営者は、自己に有利な意思決定を投資者に促すため、可読性を操作して解読の難易度を高め、投資者の判断に影響を与える可能性がある。本稿は、こうした可読性操作の実態について、先行研究のレビューを通じて検討したものである。

  • 保証報告書の内容分析に関する先行研究レビュー

    長岡亮子

    千里山商學   ( 73 )   51 - 72   2023年3月

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    統合報告書やサステナビリティ報告書といった非財務情報に対する保証報告書の分析方法について調査した。先行研究を整理した結果、保証報告書の記載内容を分類し、項目ごとに点数を付ける内容分析の手法が有効であると判断された。保証報告書の質を定量的に評価することで、保証の有無や質が開示書類の信憑性に与える影響を検証する可能性が示された。

  • 非財務情報に対する保証報告書の内容分析

    長岡亮子

    千里山商學   ( 73 )   31 - 49   2023年3月

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    企業の開示情報の信頼性を判断するうえで、保証報告書の内容分析は投資者にとって有用である。グリーンウォッシングの問題を背景に、非財務情報に対する保証報告書に焦点を当て、先行研究に基づき記載内容を点数化した。分析の結果、四大監査法人による保証報告書は、平均点・最高点・最低点の全てにおいて他の業務実施者を上回った。保証基準別の分析でも同様の傾向が見られ、業務実施者により保証報告書の質に差がある可能性が示唆された。

講演・口頭発表等

  • 投資者の投資リスクに対する監査の効果

    長岡亮子

    日本監査研究学会第46回全国大会  2023年9月 

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    本研究は、経営者が財務諸表を作成する過程にある符号化に注目した。符号化によって財務諸表の可読性を操作することで、虚偽表示の発生可能性が高くなるため、可読性の低い企業ほど監査報酬が高くなる仮説を検証した。文字数で可読性を測定し分析した結果、平均値の差は仮説と一致したが、多変量回帰では有意な関係は示されなかった。

  • 不確実性の差に起因した監査人の対応に関する検討

    長岡亮子

    日本会計研究学会第83回全国大会  2024年8月 

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    情報の不確実性をその分量によって定量化する方法は、財務諸表全体レベルの不確実性の測定、当該不確実性と監査の効果との関係の分析、情報量の差に起因した投資者にとっての不確実性と監査人にとっての不確実性に対する認識の差異といった監査上の争点に関する研究の素地を提供する。そこで、通信理論における情報の不確実性を定量化する方法を財務諸表に適用できるか否かを検討した。

  • 投資者の群集行動が経営者の財務報告活動に与える影響:虚偽表示リスクとの関係

    長岡亮子

    日本監査研究学会第48回全国大会  2025年9月 

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    市場に公表される財務諸表に重要な虚偽の表示が含まれる場合、監査人にはそれを適時に発見することが求められる。そのためには、重要な虚偽の表示につながり得る要因を識別することが極めて重要となる。本研究では、投資者の群集行動が経営者による財務諸表に虚偽の表示を招来させる要因となり得ることを検証する。

  • 投資家の心理的バイアスを利用した宥和化における監査の効果

    長岡亮子

    日本会計研究学会第83回全国大会  2024年8月 

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    本研究は投資者心理が虚偽表示の発生可能性を増加させる環境を形成するという仮説に基づいている。投資者が強気であるほど監査報酬が増加する場合、これは監査人が投資者心理を虚偽表示の発生要因として認識しており、かつ監査が投資リスクを低減する機能を有することを示唆する。対照的に、投資者心理と監査報酬が無関係である場合は、投資者心理の虚偽表示への影響を検証する必要があると考えられる。

その他研究活動

  • 公益財団法人石井記念証券研究振興財団研究助成「経営者によるハーディング現象の利用と監査の機能」

    2024年
    -
    現在

 

担当経験のある授業科目

  • 財務会計論

    2025年10月
    -
    現在
    機関名:福井工業大学

  • ビジネスシミュレーション

    2025年10月
    -
    2026年3月
    機関名:福井工業大学

  • 経営数理基礎

    2025年10月
    -
    2026年3月
    機関名:福井工業大学

  • 経営情報実践学演習基礎

    2025年10月
    -
    2026年3月
    機関名:福井工業大学

  • 会計学基礎

    2024年4月
    -
    2026年3月
    機関名:大阪産業大学

  • 初級簿記B

    2024年4月
    -
    2026年3月
    機関名:大阪産業大学

  • 初級簿記A

    2024年4月
    -
    2026年3月
    機関名:大阪産業大学

  • 簿記基礎

    2024年4月
    -
    2026年3月
    機関名:大阪産業大学

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その他教育活動及び特記事項

  • 2021年6月 - 現在   令和3年公認会計士試験第1回短答式試験合格