2025/08/25 更新

写真a

ウライ タツノリ
浦井 龍法
URAI Tatsunori

学位

  • 学士(理学療法学) ( 2007年3月   新潟医療福祉大学 )

  • 修士(教育学) ( 2017年3月   福井大学 )

  • 博士(工学) ( 2023年3月   福井工業大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / リハビリテーション科学

  • ライフサイエンス / スポーツ科学

学歴

  • 新潟医療福祉大学   リハビリテーション学部   理学療法学科   卒業

    2003年4月 - 2007年3月

  • 福井大学   教育学研究科   教科教育課程   修士課程   修了

    2014年4月 - 2017年3月

  • 福井工業大学   工学研究科   社会システム学専攻   博士後期課程   修了

    2020年4月 - 2023年3月

経歴

  • 医療法人 フジ虎ノ門整形外科病院   リハビリテーション部   職員(医療系)

    2007年4月 - 2012年4月

  • 医療法人 宮崎整形外科医院   リハビリテーション科   職員(医療系)

    2012年5月 - 2025年3月

  • 福井大学   教育学部   非常勤講師

    2020年4月 - 2024年3月

  • 福井工業大学   スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科   准教授

    2025年4月 - 現在

所属学協会

  • 日本理学療法士学会

    2007年4月 - 現在

  • 日本教育医学会

    2015年5月 - 現在

  • 日本体力医学会

    2015年7月 - 現在

  • 日本発育発達学会

    2020年1月 - 2024年4月

  • 日本運動器理学療法学会

    2022年4月 - 現在

  • 日本予防理学療法学会

    2022年4月 - 現在

  • 日本スポーツ理学療法学会

    2022年4月 - 現在

▼全件表示

取得資格

  • 理学療法士

  • 認定理学療法士(運動器)

  • 認定スクールトレーナー

  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)

 

論文

  • 児童期の運動機能不全が体力に及ぼす影響 査読

    浦井龍法、野口雄慶、山田孝禎

    教育医学   68 ( 2 )   109 - 116   2022年10月

     詳細を見る

    本研究の目的は、運動器検診により評価された運動器機能不全が、体力テストにより評価された体力に及ぼす影響を検討することであった。ロコモ群と非ロコモ群の各体力テストスコアと合計得点の平均値差は、上体起こし、反復横跳び、20mシャトルラン、立ち幅跳び、合計得点においてロコモ群が非ロコモ群より有意に低かった。以上から、運動器機能不全を呈する子どもの体力は、そうではない子どもの体力よりも低かったことが明らかになった。

  • 片脚着地の運動学および運動力学特性と接地衝撃音との関係 査読

    月田隼貴、山田孝禎、浦井龍法、月田理江、野口雄慶、山次俊介

    理学療法科学   37 ( 4 )   447 - 452   2022年4月

     詳細を見る

    片脚着地動作時の運動学および運動力学的特性と接地衝撃音との関係を明らかにした。30cm高の台より片脚で任意(N)および可能な限り静か(Q)に着地させ、両条件下における着地時の鉛直方向床反力,膝関節外反モーメント,膝関節屈曲角度の最高値および着地40msec後の値、着地開始から完了までの膝・股・足関節の運動範囲、loading rate、および接地衝撃最高音を測定した。接地衝撃音と運動学および運動力学的特性に関係がある可能性が示唆された。

  • カヌースプリント競技のパフォーマンスと筋持久力の関係

    野口雄慶、辻本典央、前川剛輝、内藤景、山元康平、浦井龍法

    福井工業大学研究紀要   51   62 - 65   2021年9月

     詳細を見る

    カヤックスプリント選手の1000m漕タイムと上肢および体幹の筋持久力には関係があることが明らかになった。しかしながら、200m漕タイムと上肢および体幹の筋持久力の間には関係が認められなかった。

  • 足関節内反捻挫に伴う距骨軟骨損傷患者に対し理学療法開始時よりスポーツ活動を併行し競技復帰を目指した一症例 査読

    月田準貴、浦井龍法、林雅之、近藤仁

    理学療法科学   36 ( 4 )   1 - 6   2021年2月

     詳細を見る

    距骨軟骨損傷の一般的な治療方針は数週から数ヵ月間、免荷などの安静加療である。今回、理学療法開始時よりスポーツ活動を併行し、競技復帰を目指した症例を経験したため報告する。理学療法介入から12週後に患部の治癒が確認できた。力学的負荷を考慮した理学療法介入および運動強度の調節により、スポーツ活動継続のもと一般的な治療計画と比較し、同程度の期間で患部の治癒に至った.

  • 児童期の運動器機能不全が基本的動作に及ぼす影響 査読

    浦井龍法、山田孝禎、野口雄慶、宮﨑憲太郎

    教育医学   65 ( 4 )   222 - 229   2020年6月

     詳細を見る

    本研究の目的は、小学生におけるFMSの試行間信頼性を検討し、運動器機能不全が基本的動作に及ぼす影響を検討することであった。小学生におけるFMSの試行間信頼性は概ね良好と判断され、小学生においてもFMS測定値の信頼性は保証されると示唆された。運動器機能不全児童は、基本的動作能力が低く、運動の効率性が悪いため、整形外科的な疾患のリスクが高いと判断された。

  • 4週間の体幹筋力トレーニングがソフトテニスサーブ動作およびその速度、正確性に及ぼす影響

    山田孝禎、川端梨乃、浦井龍法、野口雄慶、杉浦宏季、泉山大貴

    北陸体育学会紀要   55   35 - 40   2019年3月

     詳細を見る

    本研究の目的は、体幹筋力トレーニングが、サーブ動作やサーブの速度・正確性に及ぼす効果を明らかにすることであった。4週間の体幹トレーニングにより、Tr群の体幹筋力は、トレーニントレーニング前より有意に上昇した。また、トレーニング後の体幹筋力は、Con群よりもTr群の方が有意に高かった。しかし、その他の変数に有意差は認められなかった。以上から、体幹筋力トレーニングのみによるソフトテニスサーブパフォーマンスの改善はあまり期待できないかもしれない。

  • 脛骨近位骨端線骨折術後の早期理学療法介入により良好な治療結果が得られた一症例 査読

    月田隼貴、浦井龍法、永松真太、 宇野一平、田島大、黒田敏広、宮崎憲太郎

    理学療法福井   22   42 - 44   2018年4月

     詳細を見る

    術後翌日より拘縮予防に対する理学療法を開始し、バスケットボール競技復帰を目指した症例を経験した。術後2ヶ月経過時点で150°と良好な可動域の獲得に至った。術後3ヶ月経過時点より、跳躍動作時痛の改善を目的に片脚スクワット動作のmalalignment改善に努めた。結果、術後5ヶ月経過時点で疼痛なく競技復帰となった。術後10ヶ月経過時点での評価では、脚長差など二次的な障害はみられなかった。 術後早期より疼痛を考慮し可動域訓練を行うことで後遺症を残さず良好な治療成績が得られることが考えられた。

  • 未熟練教師による着衣泳の事後指導が児童のリスク認識と対策実行認識に及ぼす影響

    稲垣良介、野坂祐介、浦井龍法

    北陸体育学会紀要   51   11 - 21   2015年3月

     詳細を見る

    本研究の目的は、水難事故の未然防止に資する学習プログラムを開発することであった。地域河川を利用した着衣泳を実施し、授業前後で学習効果測定を行った。河川環境に対する認識は授業前後で明らかに変容した。河川に対する認識(楽しさ、危険性)は、授業後により楽しく、より危険である報告に変容した。地域河川を利用して着衣泳を実施することは、水難事故の多発する河川の危険性を認識させると共に、河川に対する認識をプラスの方向に変容させた。

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • 腰痛の有無、骨盤傾斜角、呼吸が側腹筋の筋厚の変化に与える影響

    松浦幸弘、浦井龍法、林雅之

    第11回日本運動器理学療法学会学術大会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、腰痛の有無、骨盤傾斜角、呼吸が側腹筋の筋厚に与える影響を明らかにすることである。腰痛がある者は腰痛が無い者に比べ、骨盤前傾位、後傾位で内腹斜筋の筋厚が増大した。また、腰痛がある者は腰痛が無い者に比べ最大呼気によって内腹斜筋の筋厚が高値を示していることが明らかとなった。これらは、腰痛により内腹斜筋の筋活動が増加した結果、筋厚にも影響が認められたと考えられる。そのため、腰痛者の運動療法として骨盤前傾位、後傾位、かつ最大呼気を避けて運動療法を実施する必要があると示唆された。

  • 児童期におけるしゃがみ込みの可不可が上体起こしに与える影響

    浦井龍法、月田隼貴、李忠林、野口雄慶、山田孝禎

    第77回日本体力医学会大会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、児童期におけるしゃがみ込みの可不可が上体起こしに与える影響を検討することであった。各項目の該当者は、CON群801名、しゃがみ込み不可群36名、しゃがみ込み以外群33名であった。上体起こしは、SF群がCON群よりも有意に低かった(p=0.03)。児童期のしゃがみ込みの可不可は体幹屈曲動作に影響を与えるかもしれないことが示唆された。

  • 児童期のしゃがみ込みの可不可が跳躍力とFunctional Reach Testに与える影響

    浦井龍法、月田隼貴、李忠林、野口雄慶、山田孝禎

    第76回日本体力医学会大会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、児童期のしゃがみ込み動作の可不可が立ち幅跳びとFRTに与える影響を検討することであった。各項目の該当者は、しゃがみ込み可91名、しゃがみ込み不可15名であった。立ち幅跳びは、しゃがみ込み可群よりもしゃがみ込み不可群が有意に劣っていた。しゃがみ込み動作の可不可とFRTに有意な差は見られなかった。児童期のしゃがみ込み動作は、身体構造における影響が跳躍能力を低下させる可能性があり、跳躍力から運動器の問題を予測できるかもしれない。

  • 児童期の形態異常と機能障害が体力に及ぼす影響

    浦井龍法、野口雄慶、山田孝禎

    第75回日本体力医学会大会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、児童期の形態異常および機能障害が体力に及ぼす影響を比較することであった。各項目の該当者は、形態異常30名、機能障害21名であった。機能障害群の50m走、立ち幅跳びおよび体力テスト合計得点は、形態異常群よりも有意に劣っていた。児童期の運動器機能不全は、機能障害がスピードや瞬発力を低下させ、総合的な体力低下に影響を及ぼす可能性があるのに対し、姿勢不良による形態異常は基本的運動能力や体力の低下には影響しにくいかもしれない。

  • 児童期の運動器機能不全が体力に及ぼす影響

    浦井龍法、山田孝禎、宮﨑憲太郎

    第72回日本体力医学会大会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、児童期の運動器機能不全が体力に及ぼす影響を検討することであった。運動器検診の該当項目頻度は、両肩の高さに違いがある、しゃがみこみができない、肩甲骨の高さに違いがあるの順に高かった。運動器機能不全児童の上体起こし、反復横跳び、シャトルラン、立ち幅跳びおよび体力テスト合計得点は、健常児童よりも有意に劣っていた。運動器機能不全児童は、運動器の機能を発揮できないことで運動継続が困難および運動技能を低下させ、それが慢性化することで体力低下に結びつくと考えられた。

  • 児童期の運動器機能不全が基本的動作に及ぼす影響

    浦井龍法、山田孝禎、田島大、竹澤将道、宮﨑憲太郎

    第16回日本体育測定評価学会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、運動器機能不全がFMSにより評価される基本的動作に及ぼす影響を検討することであった。運動器機能不全群と非運動器機能不全群のFMS合計点の平均値差は、非運動器機能不全群のFMS得点が運動器機能不全群よりも有意に高く、平均値差の効果の大きさも大きかった。以上から、運動器機能不全児童は非運動器機能不全児童よりも基本的動作能力が低く、運動の効率性に劣るため、整形外科的な疾患のリスクが高いと判断された。

  • 小学生におけるFunctional Movement Screen(FMS)の試行間信頼性

    浦井龍法、山田孝禎、宮﨑憲太郎、田島大、大田美紀

    第71回日本体力医学会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、小学生におけるFMSの試行間信頼性を検討することであった。ICCはロータリースタビリティーで低く、トランクスタビリティープッシュアップで中程度であったが、その他の項目では0.7以上であった。合計得点では0.88であった。小学生におけるFMSの試行間信頼性は概ね良好と判断され、小学生においてもFMS測定値の信頼性は保証されると示唆された。

  • 幼少期からの遊び・運動経験が全身選択反応時間に及ぼす影響

    伊藤祥太、山田孝禎、中村泰知、浦井龍法、大田美紀、菅原慎弥

    第15回日本体育測定評価学会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、幼少期からの運動経験が、全身選択反応時間および練習効果に及ぼす影響を明らかにすることであった。電球-FP間および電球-ボタン間で、男女ともに運動経験アリ群が、運動経験ナシ群より全身選択反応時間が有意に短く、FP-ボタン間では、男女ともに有意差は認められなかった。練習効果においては、男子は運動経験アリ群、女子は運動経験ナシ群が大きい結果となったが、女子における運動経験アリ群にも多少の練習効果は認められている。幼少期からの運動経験が、全身選択反応時間および練習効果に影響を及ぼすと示唆された。

  • バレーボールスパイクジャンプ踏み切り時におけるバックスイング角度および足の向き角度とジャンプ高の関係

    中村泰知、山田孝禎、伊藤祥太、浦井龍法、大田美紀、菅原慎弥

    第15回日本体育測定評価学会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、バックスイング角度および踏み切り時の足の向きの角度とスパイクジャンプ高の相関関係を明らかにすることであった。バックスイング最大角度とスパイクジャンプ高との間に相関は薄く、有意差は認められなかった。踏み切り時の足の向き最大角度とスパイクジャンプ高との間には、中程度の相関が認められ、有意差も認められた。踏み切り時の足の向き最大角度において、ネットに対し爪先を平行に向けた踏み切りの方が、水平方向のエネルギーを鉛直方向のエネルギーに変えるのではないかと示唆された。

  • 片足着地時の着地面に対する注意が膝関節周囲筋活動に及ぼす影響

    浦井龍法、山田孝禎、野口雄慶、杉浦宏季、宮﨑憲太郎

    第63回日本教育医学会 

     詳細を見る

    本研究の目的は、着地動作時の着地面に対する注意が着地動作時の膝関節周囲筋活動に及ぼす影響を検討することであった。着地面に対する注意がない場合、着地時における各筋の筋力発揮タイミングの信頼性は非常に低い。着地時に着地面に対する注意が、各筋の筋力発揮タイミングに及ぼす影響は小さいかもしれない。

▼全件表示

受賞

  • 学会奨励賞

    2023年8月   日本教育医学会  

 

社会貢献活動

  • メディカル・コンディショニング講習会「成長期におけるスポーツ障害を予防するための考え方と実践」

    役割:講師

    2025年8月

  • Inochi-Gakusei-Innovators Program 2024「子どもロコモティブシンドローム」

    役割:講師

    2024年8月

  • 社北小学校学校保健委員会「子どもロコモとは」

    役割:講師

    2017年7月