講演・口頭発表等 - 中城　智之

星空保護におけるリモートセンシングと天文教育／普及活動の連携の可能性 招待

中城智之

第38回天文教育研究会（2024年日本天文教育普及研究会年会）  2024年8月  日本天文教育普及研究会

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美しい星空をもたらす暗い夜間環境は人類にとって貴重な財産であるが、光害の影響が以前からから認識されている。暗い夜空を守るためには、リモートセンシング技術を用いて光害の影響を測定し、天文教育やアウトリーチ活動を通じて星空の価値を広めることが重要である。このような観点から、本稿では福井工業大学が地域と連携して行っている星空の保護・保全の取り組みを紹介する。

豪雪地帯における夜空の明るさ連続測定の試み

小野間 史樹, 竹植 希（星空公団）, 中城 智之（福井工業大学）

日本天文学会2024春季大会  2024年3月  日本天文学会

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福井県大野市南六呂師区における冬季の夜空の明るさの連続観測を行った。従来、冬季は積雪のため観測が難しかったが、測定器の設置方法に工夫を行った。得られたデータから、積雪時に夜空が明るくなる傾向が見られ、地面の反射による影響であること、また、夜間光の衛星データから、奥越地域の街明かりの影響が大きいことが示唆された。

超小型月探査機の運用を目的としたコンパクトな衛星地上局システムの開発

中城 智之, 宮本 祐介, 皿井 宏仁, 蒲田 智健, 三田村 咲希(福 井工大)，冨木淳史, 村田泰宏（JAXA宇宙科学研究所）

第67回宇宙科学技術連合講演会  2023年10月  日本航空宇宙学会

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超小型衛星による月探査の活性化ためには、探査機の運用リソースの拡大に貢献する地上局の開発が不可欠である。このような観点から、福井工業大学はJAXA/ISASと共同で、直径13.5mと3.9mのパラボラアンテナを用いた小型地上局システムの開発を進めている。13.5mのアンテナシステムは、将来のナノサイズ月探査機のベンチマークと考えられているJAXAの超小型探査機「EQUULEUS」との通信を確立するために設計されている。このシステムの完成は2024年春を予定している。3.9mのアンテナシステムは2022年夏に設置され、EQUULEUSからの信号を受信する実験目的で使用されてきた。実験結果は、このような小さなアンテナでも、超小型月探査機の信号捕捉システムとして有用であることを示している。

リモートセンシングによる大野市の星空環境評価 招待

中城智之

第35回星空の街・あおぞらのまち全国大会 in 大野市  2023年10月  環境省・福井県・「星空の街・あおぞらの街」全国協議会

福井県大野市南六呂師区における夜空の明るさの全天観測

中城智之

星空環境保護研究会2023  2023年9月  国立天文台

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星空保護区に認定された福井県大野市南六呂師において、全天カメラを用いて夜空の明るさの全天の状況を測定した。通常、夜空の明るさは天頂方向のみ行われることが多いが、今回、全天測定により夜空の明るさの状況がより明確になった。また、人工衛星による夜間光のデータを用いた放射伝達シミュレーションにより、南六呂師の夜空の明るさが近傍の奥越地域の街明かりで決まることが示唆された。これは、南六呂師の星空環境保護にとって重要な知見である。

星空環境の経済評価 ―福井県六呂師⾼原の事例―

吉⽥ 友美, 中城 智之, 三寺 潤, 吉村 朋矩

環境経済・政策学会 2021 年大会  2021年9月  環境経済・政策学会

A Project Useful for Starry Sky Protection by Collaboration between Night Time Artificial Light Observation from Space and Night Sky Brightness Observation on the Ground 国際会議

Tomoyuki NAKAJO,Shusaku YAMAURA,Fumiki ONOMA,Mayuko SHIBAYAMA,Takashi AOYAMA,Yoshinobu KATO,Yasutake ITO,and Hideyuki KATO

32nd ISTS & 9th NSAT Joint Symposium  2019年6月  The Japan Society for Aeronautical and Space Sciences

文科省・私立大学研究ブランディング事業『ふくい PHOENIX プロジェクト』における超小型衛星の利用について 招待

中城智之

第 59 回構造強度に関する講演会  2017年8月  (一社)日本航空宇宙学会

Observational study on precipitation patterns in the Fukui plain by using weather radar and wind profiler radars 国際会議

Tomoyuki Nakajo, Masayuki Yamamoto, Hashiguchi Hiroyuki

International Symposium on Antennas and Propagation 

福井平野の地形性降雨の特徴に関する初期解析結果

中城智之，山本真之，橋口浩之

気象学会  日本気象学会

ウィンドプロファイラと気象レーダーの比較に基づく福井平野における地形性降雨の統計解析

中城智之，山本真之，橋口浩之

第9回ＭＵレーダー・赤道大気レーダーシンポジウム  京都大学生存圏研究所

隣接した2基の1.3GHzウィンドプロファイラレーダーのデータ比較を中心とした下層風の局地的な空間分布と積乱雲および降雨発生の関係調査

中城智之，山本真之，橋口浩之

生存圏ミッションシンポジウム  京都大学生存圏研究所

Effects of local circulation on growth of cloud/localized precipitation in the Fukui plain observed by 2 adjoining 1.3-GHz wind profiler radars and weather radar 国際会議

T.Nakajo, M.K.Yamamoto,H.Hashiguchi

EarthCARE Workshop 2014   JAXA, NICT

2基の隣接した1.3GHzウィンドプロファイラレーダーを用いた豪雨発生に関連する下部対流圏の水平風収束の観測

中城智之,山本真之,橋口浩之

第8回MUレーダー・赤道大気レーダーシンポジウム  京都大学生存圏研究所

地域に役立つ超小型衛星の実現に向けて

中城智之

平成26年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部連合

ピンポイント降雨予測に向けて

中城智之

第7回雨水ネットワーク会議全国大会2014in福井  雨水ネットワーク会議

2基の隣接した1.3GHzウィンドプロファイラレーダーと気象レーダーのデータ比較による積乱雲の発達および降水の局地性に対する局地循環の影響に関する研究

中城智之，山本真之，橋口浩之

日本気象学会関西支部年会  日本気象学会関西支部

Observation of local circulation in north area of Fukui prefecture in Japan by using two adjoining 1.3-GHz wind profiler radars 国際会議

Tomoyuki Nakajo, Masayuki Yamamoto, Hashiguchi Hiroyuki

The 14th Workshop on Technical and Scientific Aspects of MST Radar (MST14/iMST1)  National Institute for Space Research (INPE)

隣接した2 基の1.3 GHz ウィンドプロファイラレーダーによる福井県嶺北地方における局地循環の観測

中城智之,山本真之,青山隆司,橋口浩之,宇治橋康行

日本地球惑星科学連合大会2014年大会  日本地球惑星科学連合

衛星およびWPRを用いた北陸地域の大気境界層の観測

青山隆司,中城智之,寿賀晴紀

日本リモートセンシング学会 第55回学術講演会  日本リモートセンシング学会