2021/05/27 更新

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ササキ ヒロシ
佐々木 弘
Hiroshi Sasaki

学位

  • 博士(工学)   論文 ( 2010年3月   福井工業大学大学院 )

研究キーワード

  • Signal processing

  • Measurement system

  • Biometry

  • Bio-information

  • 信号処理

  • 計測システム

  • 生体情報・計測

研究分野

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 計測工学

学歴

  • 慶應義塾大学   工学部   電気工学科   卒業

    - 1977年3月

  • 福井大学大学院   工学研究科   電気工学専攻   修士課程   修了

    1978年4月 - 1980年3月

経歴

  • 福井工業大学   附属福井高等学校   教諭(嘱託)

    1980年4月 - 1982年3月

  • 福井工業大学   事務局   職員(教務系)

    1982年4月 - 1985年3月

  • 福井工業大学   工学部 電気工学科   講師(客員)

    1983年6月 - 1986年3月

  • 福井工業大学   工学部 電気工学科   講師

    1986年4月 - 2000年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科修士課程電気工学専攻   講師

    1990年4月 - 2000年3月

  • 福井工業大学   事務局   入試事務課課長補佐を兼任

    1992年4月 - 1994年3月

  • 福井工業大学   事務局   厚生課課長補佐

    1994年4月 - 1995年3月

  • 福井工業大学   事務局   学生課課長補佐

    1995年4月 - 1998年3月

  • 福井工業大学   事務局   厚生課課長

    1998年4月 - 1999年3月

  • 福井工業大学   事務局   就職課課長

    1999年4月 - 2001年3月

  • 福井工業大学   工学部 電気工学科   助教授

    2000年4月 - 2001年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科修士課程電気工学専攻   助教授

    2000年4月 - 2007年3月

  • 福井工業大学   工学部 電気電子工学科   助教授

    2001年4月 - 2007年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科博士後期課程電気工学専攻   助教授

    2005年4月 - 2007年3月

  • 福井工業大学   工学部 電気電子工学科   准教授

    2007年4月 - 2009年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科博士後期課程電気工学専攻   准教授

    2007年4月 - 2010年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科修士課程電気工学専攻   准教授

    2007年4月 - 2010年3月

  • 福井工業大学   電気電子情報工学科   准教授

    2009年4月 - 2010年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科博士後期課程電気工学専攻   教授

    2010年4月 - 2012年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科修士課程電気工学専攻   教授

    2010年4月 - 2012年3月

  • 福井工業大学   電気電子情報工学科   教授

    2010年4月 - 2015年3月

  • 福井工業大学   大学院工学研究科応用理工学専攻博士前期課程   教授

    2012年4月 - 現在

  • 福井工業大学   大学院工学研究科応用理工学専攻博士後期課程   教授

    2012年4月 - 現在

  • 福井工業大学   スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科   教授

    2015年4月 - 現在

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所属学協会

  • 日本生体医工学会

    2014年3月 - 現在

委員歴

  • 正会員  

    2014年3月 - 現在   

取得資格

  • 高等学校教諭一級普通(工業)

  • 電気工事士

  • 高圧電気工事技術者

  • 危険物取扱者乙種4類

  • 電話級アマチュア無線技士

  • 第2種ME技術実力検定

  • 普通自動車免許(一種)

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論文

  • 高校生を対象とした体力と生活実態調査の試験的試み ‐ 高大連携事業「健康教室」を活用して ‐

    前川剛輝,佐々木弘,梅木美幸,横谷智久

    福井工業大学研究紀要   ( 48 )   225 - 231   2018年6月

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     高校生の体力と生活実態状況を調査する試験的試みを行った。対象者は高校2年生の生徒44名であった。生活状況に関する簡易なアンケート調査、非侵襲的なヘモグロビン濃度の測定及び最大酸素摂取量の推定を行った。対象者の運動・スポーツの実施状況は、同年代と比べて低い傾向にあった。また、朝食の欠食率は高い傾向にあった。睡眠時間やメディアの利用時間は同年代と同様の傾向であった。非活動的な集団であるにもかかわらず、有酸素的な作業能力は高い傾向を示した。非侵襲的ヘモグロビン濃度の測定は、貧血のスクリーニングや栄養状況の推察に有用かも知れない。学校現場における健康教育を推進する上で、これらの測定・調査が生徒の状況把握に有効に働く可能性が示唆された。

  • 体育授業におけるICTの活用 ‐ 心拍センサーとタブレット端末を利用して ‐

    前川剛輝,小西連,佐々木弘

    福井工業大学研究紀要   ( 48 )   232 - 236   2018年6月

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     本報告では、小型の心拍センサーとタブレット端末を使用した授業実践の一例を紹介する。高校生を対象とした体育の模擬授業において、運動強度と身体にかかる負担度を知ることを目的とし、シャトルランテストを行った。走者には心拍センサーを装着させ、心拍数はタブレット端末でリアルタイムにモニタリングし、プロジェクターを使ってスクリーンにも投影させて心拍数の変化を可視化した。授業に参加した生徒は、走速度と生理的負担度の関係に興味を示す以外に、測定機器自体に興味を持つ者、PCによるデータ分析に興味を持つ者など、興味・関心が注がれるポイントはそれぞれ異なった。

  • Asymmetric Neural Networks with Gabor Filters (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Masashi Kawaguchi, Hiroshi Sasaki

    3rd Intl Conf on Computational Science/Intelligence and Applied Informatics 2016 (CSII 2016), University of Nevada, December 12-14, 2016, Proceedings. IEEE Computer Society CPS., 2016   289 - 294   2016年12月

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     視覚系の情報処理での顕著な特徴に、大脳皮質でのコラム構造の情報処理の独立性がある。一方視覚系の処理には細胞の非線形処理を含む神経回路の特徴がある。従来、視覚系回路の機能として、視覚系の動きに対する検知について、Adelson, BergenのGabor Filterを取り入れた対称性回路のエナージーモデルが提唱されている。われわれは、catfishの網膜の非対称性の神経回路に注目して、この非対称回路が、上記のエナージーモデルの対称回路に比べ、独立性処理に対して、高い情報処理の能力を有することを計算論的に明らかにした。

  • Motion Detection in Asymmetric Neural Networks (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Masashi Kawaguchi, Hiroshi Sasaki

    Advances in Neural Networks - ISNN 2016 - 13th International Symposium on Neural Networks, ISNN 2016, St. Petersburg, Russia, July 6-8, 2016, Proceedings. Lecture Notes in Computer Science 9719, Springer 2016   409 - 417   2016年7月

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     視覚系の情報処理での顕著な特徴に、細胞の非線形処理を含む神経回路がある。視覚系回路の機能として、視覚系の動きに対する検知について、従来Adelson, BergenのGabor Filterを取り入れたエナージーモデルが提唱されている。このモデルは対称性を持つ神経回路であるのに対して、われわれは、catfishの網膜の非対称性の神経回路に注目して、この非対称回路が、上記のエナージーモデルの対称回路に比べ、動きの刺激に対して、高い情報処理の能力を有することを計算論的に示した。

  • Vector Operations in Neural Network Computations (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Masashi Kawaguchi, Hiroshi Sasaki

    International Journal of Software Innovation (IGI Global Press, USA)   1 ( 2 )   40 - 52   2013年6月

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     非線形性は生物の視覚系の神経回路で大切な情報処理での一つの因子となっている。視覚系の回路で動きの検出は大脳皮質で行われるが、皮質のV1野とそれに接続するMT野の2つの層状回路から構成されている。これらの各回路は非線形性を含む非対称サブネットワークに分解される。この非対称サブネットワークが視覚系に入る動きの刺激に対して、方向性を感じ取るベクトルと見なされることをウィーナの解析により明らかにした。さらに、動きに追従するベクトルの連鎖を検出するために、英国の研究者らのベクトルの統合化理論を適用すると、ベクトルの回転のストークスの定理につながることを示した。

  • Vector Generation and Operations in Neural Networks Computations (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Masashi Kawaguchi, Hiroshi Sasaki

    11th International Conference, ICANNGA 2013, LNCS 7824   10 - 19   2013年4月

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     生物の視覚系の神経回路でcatfishの網膜回路について研究して来た。この網膜回路の特徴が非線形性を含む非対称性回路にある。この回路に動きの刺激を与えた場合、回路がどのような振る舞いを示すかをウィーナ解析で明らかにすることである。そこで、この回路の非線形性が2乗特性を持つ回路のシステムモデルを作成した。このモデルの最適化により、ウィーナ核が必要になる。このウィーナ核により動きの方向性および大きさをベクトルとして捉えることを示した。人間などの動きの視覚情報は大脳皮質で行われ、皮質のV1野とそれに接続するMT野の2つの層状回路から構成される。本研究では、これらの回路は非線形性を含む非対称サブネットワークに分解されることを示し、上記の非対称回路との関係を示した。この非対称サブネットワークの2段の構成により、MT野でのベクトルが強く、増強されることを示した。さらに、このベクトルの作用についても言及した。

  • Collaborative Activities of Layered Neural Network (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Masashi Kawaguchi, Hiroshi Sasaki

    International Conference on Computers, Networks, Systems, and Industrial Engineering (CNSI 2011)   417 - 422   2011年5月

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     生物システムにおいて、ニューラルネットワークの各ニューロンの活動は、典型的な協調的な活動を示す例である。各々のニューロンは異なる活動をしているように見えても、全体的には、ある目的を実行するためにお互いのコミュニケーションを取りながら活動している。ここでは、ニューロン間の協調的な活動を測るために、ニューロン活動の相関が大切な手段として考えられる。本論文では、層状ニューラルネットワークでの相関計算が、各ニューロンの協調的な活動の振る舞いを測るために大切であることを示す。

  • 運動時の筋電位、角膜網膜電位および視覚誘発電位による生体機能に関する研究

    佐々木 弘

    2010年3月

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     本研究では運動時の筋電位、角膜網膜電位および視覚誘発電位などの生体電気信号を抽出するための計測システムを構築し、これらの測定波形に対してコンピュータ処理や解析を行っている。そして、複雑な生体情報処理のメカニズムを調べ、生体機能を解明することを目的としている。なお、生体電気現象は一般に再現性に乏しく個人差がある。また、各種の生体電気信号が混合しているため、必要とするデータだけを得ることが難しく、その工夫が要求される。本研究ではこの点についても検討している。

  • 眼球運動の速度に関する研究

    佐々木 弘, 長谷川 健, 村井一寛

    福井工業大学研究紀要   ( 37 )   41 - 46   2007年5月

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     本研究では、視野内に現れる物体を見ようとして注視点を変える時に起こる速い眼球運動である衝動性眼球運動の速度について調べている。両眼球が開放状態、片眼球が遮閉状態の条件下で、角膜網膜電位を用いた測定を行い、その結果を解析した結果、左右の眼球で速度差が生じていることが分かり、共同性眼球運動のメカニズムについての有意義なデータを得ることができた。

  • A Study on Saccadic Eye Movements at the Mutual Gazing (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Naohiro Ishii

    GESTS International Transactions on Computer Science and Engineering   18   125 - 133   2005年10月

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     眼球の偏位角にその大きさがほぼ比例している角膜網膜電位を用いて、中心視標と左右の各視標間の交互注視時における衝動性眼球運動を測定し、データを計算処理することにより、その特性についての検討をしている。潜時(視標の点灯に対して眼球が反応するまでの時間)と反応速度において左右の眼球に違いが表れており、さらに、片方の眼を遮閉した場合についても同じ方法による測定を行ったところ興味深い結果が得られた。

  • Study on the Velocity of Saccadic Eye Movements (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Naohiro Ishii

    9th International Conference, KES 2005, Lecture Notes in Artificial Intelligence   3681   808 - 812   2005年9月

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     本研究では、左右方向(中心視標と左30度視標間、中心視標と右30度視標間)の衝動性眼球運動時における両眼開眼、片眼遮閉の場合の左右の眼球運動速度について調べている。両眼開眼の場合、眼球運動速度は外転より内転の方が速く、片眼遮閉の場合、遮閉している眼球においても開眼している方と同様に角膜網膜電位が得られており、眼球運動速度については遮閉している眼球の方が開眼している方より速いということがわかった。

  • Layered Network Computations by Parallel Nonlinear Processing (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Hiroshi Sasaki

    8th International Work-Conference, IWANN 2005, Lecture Notes in Computer Science   3512   612 - 621   2005年6月

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     視覚系の情報処理の中で視覚から入る動きの刺激は、網膜への入力が中継ニューロンの外側膝状体を経て大脳皮質の視覚量のV1野で処理され、その出力が視覚領のMT野で最終処理される。これらのV1野とMT野のモデルは、非線形処理を特徴とする極めて似たモデルとなることが、米国の研究者SimoncelliとHeegerによって明らかにされている。我々は、ここでの非線形性と視覚入力の左から右への移動刺激との並列非線形処理の関係を非線形解析により導出した。

  • Layered Neural Networks Computations (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Hiroshi Sasaki

    6th ACIS International Conference, Proceedings of SNPD 2005   150 - 156   2005年5月

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     視覚系の非線形情報処理は、視覚入力の下等哺乳生物の網膜レベルでも見られる特徴的な処理である。我々は、catfishの網膜内の神経回路が、片側が線形経路を持ち、さらに片側が二乗特性の非線形性を持つ二つの回路から合成される非対称回路が特徴的であることを見出して来ている。この非対称回路は三層の回路から成っているが、空間的に左から右への刺激の変化、および右から左への変化に対して異なる動作特性を示し、大脳皮質の視覚処理への手掛かりとなることを示した。

  • Correlation Computations for Movement Detection in Neural Networks (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Masahiro Ozaki, Hiroshi Sasaki

    8th International Conference, KES 2004, Lecture Notes in Computer Science   3214   124 - 130   2004年9月

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     生物系のニューラルネットワークで感覚情報を処理するため、入力情報の自己相関関数が大切な働きとなることは示されている。本研究では感覚情報として視覚情報を取り上げ、生物のニューラルネットワークの構造と機能についての関係の検討を試みた。その結果、ニューラルネットワークの視覚情報処理では、入力情報の自己相関関数ばかりでなく、相互相関関数も極めて大切となることを相関の近似的解析により明らかにした。

  • Parallel Processing for Movement Detection in Neural Networks with Nonlinear Functions (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Toshinori Deguchi, Hiroshi Sasaki

    5th International Conference, IDEAL 2004, Lecture Notes in Computer Science   3177   626 - 633   2004年8月

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     ニューラルネットワークでの情報処理からみた優れた特徴は、その処理の並列性にある。本研究はニューラルネットワークの非対称性の並列処理構造が、対象物の動きの検出のための処理に極めて有効な役割を果たしていることを示した。ここでは、その具体的例として視覚系の網膜に入力される動きの視覚情報が大脳皮質の視覚野で行われ、次にMT野で行われるニューラルネットワークの特徴が非対称性並列構造で処理されることを論じた。

  • A Study on Saccadic Eye Movements at the Mutual Gazing (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Kazuhiro Murai, Naohiro Ishii

    7th International Conference, KES 2003, Oxford, UK, September 2003, Proceedings, Part 2   573 - 577   2003年9月

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     中心視標と左(15,20,25度)視標間、中心視標と右(15,20,25度)視標間のそれぞれの交互注視時における衝動性眼球運動について、角膜網膜電位による測定を行い調べている。その結果、視標が左から中心、中心から右へ切り換わるときは、左眼球に比べて右眼球の潜時は短く速度は遅くなり、視標が右から中心、中心から左へ切り換わるときは、右眼球に比べて左眼球の潜時は短く速度は遅くなった。また、中心視標と左右の各視標間の偏位角が大きくなるにつれて、眼球運動の平均速度は遅くなる傾向があった。

  • 視覚誘発電位のシミュレーション解析

    佐々木 弘

    福井工業大学研究紀要    ( 33 )   51 - 56   2003年3月

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     本研究では、視覚誘発電位の揺らぎ現象による加算平均処理波形の歪みを防ぐ方法である相関フィルタ処理法のプログラムに改良を加えている。そして、その動作チェックのため、実際の視覚誘発電位に近似させた擬似誘発電位波形を数式によって算出したものを用いて、4種類のシミュレーション解析を行っている。その結果、どの場合においても加算平均処理法と比べて真値成分に近い波形が再現できた。

  • Correlation Filter Processing Simulation of the Visual Evoked Potential (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Naohiro Ishii

    Knowledge-Based Intelligent Information Engineering Systems & Allied Technologies, KES 2002, Part 1   749 - 753   2002年9月

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     本研究における視覚誘発電位の相関フィルタ処理プログラムは、個々の波形同士の相互相関を調べ、時間のずれを補正した後、加算平均処理を行うというフローチャートになっている。この処理プログラムは相関計算、および波形のずれ補正を自動処理できるようになっており、シミュレーションの結果、従来のものより処理時間が大幅に短縮できた。また、実際の測定波形に対して処理を行ったところ信頼性の高い視覚誘発電位の抽出ができた。

  • 視覚誘発電位の相関フィルタ処理

    佐々木 弘, 坪田秀治

    福井工業大学研究紀要   ( 32 )   45 - 50   2002年3月

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     視覚誘発電位の相関フィルタ処理の有効性を定量的に検証するために、2種類の擬似誘発電位波形でシミュレーションを行い、その評価をした。そして、相関フィルタ処理を実際の測定に適用した結果、加算平均処理に比べてアーチファクト、潜時の揺らぎなどの影響を受けにくいことがわかった。特に、これまでは電位変化が小さく、測定データとして用いることが困難であったP1、N1の潜時および電位の値が明らかになった。

  • Study on the Visual Evoked Potential using Correlation Filter Method (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Hideharu Tsubota, Naohiro Ishii

    Knowledge-Based Intelligent Information Engineering Systems & Allied Technologies, KES 2001, Part 1   419 - 423   2001年9月

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     本研究では視覚誘発電位を検出する方法として、従来の加算平均処理法に代わり、加算平均処理と相関処理を組合せた相関フィルタ処理法を用いた。この方法の特徴は、誘発電位波形における潜時の揺らぎの解消と、加算平均処理の効果を最大限に引き出すことであり、微少な変化を正確に測定することができた。そして、潜時、電位、FFT処理の結果について加算平均処理法の場合と比較した。

  • 刺激色の組合せと視覚誘発電位の関係

    佐々木 弘, 杉峠洋司, 坪田秀治

    福井工業大学研究紀要   ( 31 )   85 - 92   2001年3月

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     本研究では視覚情報としての光の三原色である青、緑、赤のうちの2色の組合せを用い、この2色を交互に表示したものを刺激色として被検者に与えた時の視覚誘発電位について調べている。各パターンにおいて偶数番目に表示される刺激色に対する視覚誘発電位を明瞭に取り出すために、この時の脳波に対して加算平均処理を行う。その結果、加算時の刺激色が同じであるにも関わらず、それと組合せた加算時以外の刺激色が異なるとP1-N1電位にも違いが見られ、その大きさの度合は刺激色の光の波長と網膜に内在する錘状体の分光感度特性に関係している。

  • 刺激色と視覚誘発電位の関係

    佐々木 弘, 杉峠洋司

    福井工業大学研究紀要    ( 30 )   57 - 62   2000年3月

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     本研究では、刺激色(あるいは背景色)の違いがどのように網膜と大脳で視覚情報処理され、視覚誘発電位に影響を及ぼしているのかを調べている。測定において、刺激色をパラメータ(青、赤、緑、黄の4色)とした場合は刺激色以外の部分の背景色を黒とし、背景色をパラメータ(青、赤、緑、白、黒の5色)とした場合は刺激色を黄とした。結果として、黄は視感度が高く、黄と黒の配合は視認度が高いと考えられ、刺激色が黄と背景色が黒の組み合わせの時に、脳が最も反応しているということがわかる。

  • 角膜網膜電位を用いた眼球運動測定

    佐々木 弘

    福井工業大学研究紀要    ( 29 )   75 - 82   1999年3月

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     被検者の視線の中心から左へ10deg、右へ10degの位置にある視標を左右交互に一定間隔(0.5Hz、1.0 Hz、1.5Hz)で点灯させ、それを両眼(開眼条件下)で10秒間追わせる。その時の眼球の角膜網膜電位を眼振計で測定し、データを処理することにより、交互注視時における衝動性眼球運動のメカニズムについて調べている。そして、視標の点灯間隔が速くなるにつれて潜時が短くなって行くこと、視標が切り替わる方向によって左右の眼球の潜時、速度に違いが生ずることが明らかになった。

  • Roles of Visual Nonlinear Processing in Neural Networks (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Mayumi Nakamura, Koichiro Yamauchi, Hiroshi Sasaki

    Proceedings of the IASTED International Conference Artificial Intelligence and Soft Computing   306 - 309   1998年5月

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     ニューラルコンピューティングはニューラルネットワークの構造と機能に依存している。人工ニューラルネットワークでは、単純な構造と機能が仮定されて、目的とする処理を行わせる。この人工ニューラルネットワークの機能を増すために、生物のニューラルネットワークの構造と機能を研究することが望まれる。生物の視覚系のニューラルネットワークの特徴に非線形処理がある。この非線形処理が関連しているものにノンフーリエ運動の知覚の問題があり、これは従来のフーリエ運動刺激による自己相関関数によって解析できない。そこで、本研究はノンフーリエ運動の前処理としての非線形のシステムを明らかにするため、生物ニューラルネットワークの解析を行った。

  • On the Characterization of Color Vision by Evoked Potentials (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Toshihiro Tsukida, Naohiro Ishii

    Proceedings of the IASTED International Conference Artificial Intelligence, Expert Systems and Neural Networks   307 - 309   1996年8月

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     色は我々が物体を認識したり景色を美しく感じるのに必要な情報である。コンピュータのマルチメディアの分野においても色は重要な情報の一つである。人間は色を識別する能力を持っている。色の違いが情報の違いとなって、眼球の網膜を通して処理され色として識別される。本研究では、色により誘発電位(脳波)に変化が生じるのかどうかを光の3原色であるが赤・緑・青によって調べ、色覚情報の脳における最終的な処理について脳波と言う観点から解析した。

  • Eye Movement Measurement by Use of Corneo-retinal Potential in the Motion (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Toyonari Katsuki, Naohiro Ishii

    Proceedings of the IASTED International Conference Modelling and Simulation   492 - 494   1995年4月

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     本研究では剣道選手の基本打撃動作時の眼球運動と注視の特徴についての測定を行った。眼球運動は目の近くの表皮に銀・塩化銀電極を貼付し、そこに生ずる角膜網膜電位を増幅し記録することにより調べることができる。そして、角膜網膜電位が眼球の偏位角にほぼ比例し、眼球の動きを比較的正確に表していることを確認した。また、基本打撃時において高度鍛練者に安定した注視状態が、中度鍛練者や非選手に打撃点への注視移行や動揺が見られた。

  • Activity of the Electromyogram on Hitting Motion in Japanese Fencing (査読付) 査読

    Hiroshi Sasaki, Toyonari Katsuki, Naohiro Ishii

    Proceedings of the IASTED International Conference Modelling and Simulation   486 - 488   1995年4月

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     身体運動の筋電図に関する研究は、各種スポーツの動作を解析する上で有効な方法である。剣道において素早く巧みな動作は、筋のリラックスと効率のよい活用を行わなくてはならず、上肢および下肢の調和のとれた運動が要求される。本研究では剣道の基本打撃動作時において、表面電極法により筋活動電位を導出記録し、上肢・下肢の筋電の活動状態を科学的に分析し、上達レベルによる違いを比較した。

  • Detection of Nonstationary Signal in Brain Waves (査読付) 査読

    Naohiro Ishii, Zhengwei Tang, Hirokazu Iguchi, Hiroshi Sasaki

    Proceedings of the IASTED International Conference Modelling, Simulation and Identification   116 - 119   1994年9月

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     人間の脳波に見られるK-複合波は非定常な波形である。この非定常な波形は離散的ウェーブレット変換(DWTと呼ぶ)によって検出可能である。本研究では脳波中のK-複合波の特徴を3個のパラメータで表すことにした。一つ目はウェーブレット変換後の局所的最大値、二つ目は同じデータ箇所の変換後の勾配値、三つ目は一つの波に含まれるDWTの係数値の数である。ここでは、脳波解析のため、4次のBスプライン・ウェーブレットを基底関数として設定した。これらの条件のもとで、ウェーブレット解析で解像度の異なる2チャンネルを用いた、K-複合波に含まれる徐波および睡眠紡錘波の各々のチャンネル分担による検出を行った。さらに、音刺激により誘発されるK-複合波の脳波の分類のためウェーブレット解析を行った。

  • 剣道試合での発声の質・頻度・長さに関する研究 (査読付) 査読

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    武道学研究   25 ( 1 )   50 - 56   1992年7月

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     本研究の目的は、現代剣道の実際の試合における発声(掛声・打突部位呼称)の頻度と長さについてその実態を明らかにし、先行研究(実験室による結果)と比較することにより、剣道の発声の意義を検討することである。また、実験室での発声と実際の試合での発声の比較検討を通して、剣道試合中の発声の意味が検討できると考えられる。

  • 剣道における打撃特性と新素材竹刀の安全性に関する研究(1)

    桜井武尚, 勝木豊成, 梅田孝男, 山田健治, 佐々木 弘

    福井工業大学研究紀要   ( 20 )   285 - 292   1990年7月

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     本研究は、新素材竹刀が天然竹の竹刀と比べて、打撃時の力学的効果、破損に対する抵抗性などに差異があるかどうかを調べることを目的としている。そのためには、剣道の打撃の機構、竹刀の運動性の様相を明らかにし、人の打ち方を出来るだけ忠実に再現する打撃装置の開発が必要である。従来、このような実験目的に対しては、一点支持打撃装置が使われてきたが、本研究では人間工学的配慮を払った打撃装置を試作し、その装置による竹刀の運動性(位置~速度関係)を調べている。

  • 角膜網膜電位を利用した剣道の目付けについて(基礎測定より)

    佐々木 弘, 勝木豊成

    福井工業大学研究紀要   ( 19 )   79 - 85   1989年9月

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     視覚は、身体運動を行う上で重要な役割を果たしている。とりわけ対人競技である剣道は、一眼二足といわれるように、相手の身体の動きや心の動きを知る目の働きは「目付け」と称してきわめて重要であると言われている。本研究では、剣道における「目付け」が打撃動作時にどのような様相や注視傾向を示すのかを、眼球に存在する角膜と網膜間の微小電位(角膜網膜電位)を利用した眼振計による基礎測定を行い明らかにした。

  • 剣道の発声に関する研究 (気剣体の一致を中心として) (査読付) 査読

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    武道学研究   22 ( 1 )   23 - 32   1989年7月

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     本研究は剣道の正面打撃の動作のなかで、発声と動作がどのような機会にどのような関係でなされているかを時間的に明らかにして、「気剣体一致」や「有効打突」の概念を検討することを目的としている。そして、気剣体の一致の各要因が時間的にどのような関係にあるのかについて、また、その関係と剣道の習熟度との関係について明らかにしている。さらに、有効打突の定義の中にある打突後の「残心」について、発声と呼吸相をもとに検討している。

  • 剣道打撃動作の筋電図学的研究(3) 面打撃時の発声と呼吸について

    佐々木 弘, 勝木豊成

    福井工業大学研究紀要   ( 18 )   27 - 32   1988年6月

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     剣道が他のスポーツと著しく異なる特徴の一つに発声(掛声・懸声)がある。また、運動と呼吸とは密接な関係にある。以上のことから、本研究は剣道の面打撃時の発声と呼吸について、剣道鍛練者と非鍛練者の比較からその差異を検討した。その結果、鍛練者においては面打撃時点と発声開始時の時間差の僅少もしくは一致が見られ、面打撃において安定した呼吸を行っており、打撃動作中は止息相が見られた。

  • 剣道打撃動作の筋電図学的研究(2) 小手・面連続打撃における肘関節角度と光応答

    勝木豊成, 佐々木 弘

    福井工業大学研究紀要   ( 17 )   379 - 385   1987年6月

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     スポーツにおける成果はその競技成績であり、その運動の成就には神経系の働きである筋活動が大きく関与している。剣道は竹刀を媒介として互いに有効打突を競い合う競技であり、技術的には、正確さ、スピード、パワーなど、いわゆる巧緻性、敏捷性が要求される。剣道運動の最大のパフォーマンスである有効打突をヒトの神経系の働きから科学的に分析する方法として筋電図学的研究がある。本研究では鍛練者および非鍛練者の小手・面連続打撃における上腕の動作を筋作用、肘関節の角度変化から分析した。また、光をトリガとした打撃時点までの意識的応答について考察した。

  • 剣道打撃動作の筋電図学的研究(1) 面打撃における上・下肢の作用について

    勝木豊成, 佐々木 弘, 野嶋利栄, 岡島喜信, 吉村喜信

    福井工業大学研究紀要   ( 16 )   291 - 296   1986年6月

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     剣道の面打撃における上・下肢の筋電図により、鍛練度の違いを筋作用機序の面から検討した。高中度鍛練者は筋放電が短く、打撃点を中心に同期的筋緊張が見られ有効な筋活用を行っており、高度鍛練者に随意同期性放電休止(silent period)が見られた。

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MISC

  • 剣道打撃動作時の生体電気現象

    佐々木 弘, 勝木豊成

    電子情報通信学会誌   75 ( 9 )   940 - 942   1992年9月

講演・口頭発表等

  • アルコール摂取時の眼球運動に関する研究

    志田 渉, 佐々木 弘   

    平成23年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     本研究では、アルコール摂取時の衝動性眼球運動を調べるため、角膜網膜電位を用いて測定を行い、潜時(視標が点灯してから眼球が反応するまでの時間)と眼球運動速度について解析している。そして、飲酒運転事故を起こす運転者の眼球運動状態を把握するためのデータを収集することにより、アルコール摂取が人間の運動機能、特に眼球運動に対してどのような影響を及ぼしているのかについて述べている。

  • 衝動性眼球運動の内転・外転速度に関する研究

    長谷川 健, 佐々木 弘

    平成19年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     眼球運動において両眼球は常に同じ動きをしている。例えば、右を見る時には左眼球の内転と同時に右眼球の外転が起こる。本研究では、衝動性眼球運動における内転・外転速度について、角膜網膜電位を用いた測定を行い、データ解析をすることにより、内転速度の方が外転速度よりも速いということが分かる。また、中心視標に戻る時の左右の眼球速度は、ほとんど同じ値になっていることも分かる。

  • 視覚誘発電位の相関フィルタ処理シミュレーション

    経田威彰, 佐々木 弘

    平成16年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     揺らぎ現象の影響を受けていない信頼性の高い視覚誘発電位処理結果を得るためには、RAWデータに対して個々に相関フィルタ処理を行い、相関値計算後の波形のずれ補正において位相の進んでいる波形に揃えていく方法が最適であると考えられる。本研究では、この点を考慮した相関フィルタ処理法を用いた処理プログラムを作成し、擬似誘発電位波形によるシミュレーションにより、その効果が十分に発揮されていることがわかる。

  • 青・緑・赤の交互組み合わせによる刺激色が視覚誘発電位に及ぼす影響

    坪田秀治, 杉峠洋司, 佐々木 弘

    平成12年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     本研究では刺激色として光の三原色である青・緑・赤を用い、このうちの2色を交互に組み合わせ、被検者に与えた場合の視覚誘発電位の変化について調べている。各パターンの2色の組み合わせの中で後に表示される色を与えた時に生じる視覚誘発電位に対して加算平均処理を行った結果、加算時の刺激色が加算時以外の刺激色と同じ場合には、他のパターンの場合と比べてP1-N1電位が低くなる傾向が見られた。

  • 視覚誘発電位に関する研究

    坪田秀治, 杉峠洋司, 佐々木 弘

    平成11年度北陸地区学生による研究発表会  電気関係学会北陸支部学生会

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     青、緑、赤の3種類の光刺激を被検者に与えた時の視覚誘発電位について、本研究では調べている。3種類の刺激色の中で赤の刺激を与えた場合が最も反応(=P1-N1電位)が大きく、次に青と続き、緑の刺激を与えた場合が最も小さく表れた。また、P1潜時を刺激を認識するまでの時間と考えると、緑の刺激を与えた場合が最も認識が速く、青の刺激を与えた場合が最も遅くなっている。これらの結果より、“反応が大きい=認識が速い”とはならないことがわかった。

  • 刺激色の組合せが視覚誘発電位に及ぼす影響

    杉峠洋司, 佐々木 弘

    平成11年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     私達をとりまく社会環境の中で色は切り離すことの出来ない情報の一つである。本研究では、CRTディスプレイを用いて4種類の刺激色パターン(青・黄、緑・黄、赤・黄、黄・黄)を表示させ、各パターンを被検者に与える。そして、黄の刺激色において100回の加算平均処理をすることにより、大脳視覚領に生ずる視覚誘発電位についての測定、比較を行い、刺激色の組合せが視覚誘発電位やピーク潜時に及ぼす影響について調べている。

  • 交互注視時における衝動性眼球運動

    竹内隆浩, 佐々木 弘

    平成10年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     眼球の角膜と網膜の間には電位があり、角膜側が(+)に網膜側が(-)になっている。この電位は角膜網膜電位または静止電位と呼ばれている。眼球運動によりこの電位が変動するため、眼振計を用いてその電位変動を増幅し、眼振図として記録することができる。眼球運動系は一般的に速い眼球運動(衝動性眼球運動)と遅い眼球運動(滑動性眼球運動)の系に分けることができる。本測定では、交互注視時における衝動性眼球運動について調べている。

  • 色刺激時の視覚誘発電位測定

    竹内隆浩, 佐々木 弘

    平成9年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     人間は、色を網膜を通して入力し、最終的に大脳で識別している。視覚刺激に対して誘発する脳波を視覚誘発電位という。本研究では、色の付いた光を刺激とした視覚誘発電位の測定を行い、色の違いがどの様に視覚情報処理され、脳波の違いとなって表れるかを調べている。そして、刺激の色によって視覚誘発電位に違いが出ることが、ピーク潜時やピーク間電位差から明らかになった。また、眼に対する刺激が強いほど、その影響が鮮明な誘発電位波形となって表れることがわかった。

  • 剣道における右脳・左脳の活性度に関する研究

    橋爪和夫, 佐々木 弘, 勝木豊成

    日本武道学会第28回大会  日本武道学会

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     剣道正面打撃では構えから右腕最大屈曲まで123msを要し、それから竹刀打撃時点(約最大伸展)までさらに125msを要する。すなわち右腕の屈曲伸展に約250msを要するが、この間に同時に打突部位呼称を発声するための準備が大脳で行われていることになる。ここにおいて、正面打撃を行うための右肘屈曲開始時点頃に開始されると考えられる打突部位呼称のための準備が、左右のどちらの大脳半球において行われたものであるのかを調べた。

  • スポーツ選手の平衡機能計を用いた重心動揺測定

    月田俊弘, 佐々木 弘

    平成7年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     スポーツのなかには身体の安定性が求められるものがいくつかある。とりわけ剣道競技は、体の動きを相手に悟られないようにして攻めていくという点からも、身体動揺の有無が勝敗を左右する重要な要素の一つとなっている。本研究では、平衡機能計を用いて一般学生とスポーツ(剣道)選手の直立時の重心動揺測定を試み、その相違について調べている。

  • パターンリバーサル刺激時の脳波等電位図

    月田俊弘, 佐々木 弘

    平成6年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     我々が日常何気なく見ている景色には何らかの刺激があり、脳内では絶えずそれに対しての反応が起きている。その反応を限られた電極装着部位のみで部分的に捉えただけでは、頭皮上全体における電位の分布状況を把握することは難しい。本測定では単純な図形のパターンリバーサル刺激について、その結果を脳波等電位図に表すことにより、二次元的に頭皮上の電位分布を見ることができ、視覚刺激時の伝達経路を知ることができた。

  • 剣道の出ばな面に関する研究

    勝木豊成, 佐々木 弘, 橋爪和夫

    日本武道学会第27回大会  日本武道学会

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     剣道の出ばな技は、攻め込もうとしたり打突をしようとする動作の起こり端をとらえて打ち込む技である。出ばな技は「先先の先の技」、「相手の打突を予知した応じ技」、「相手を引き出して打つ技」、「相手を起こして打つ技」である。このような出ばな技では「気」の働きが特に重要であると考えられる。本研究の目的は、出ばな面を対象打撃動作として、打突部位呼称である「メン」の起声時点を明らかにして、出ばな面打撃動作の特性を検討することにある。

  • 光応答時の脳波等電位図

    古川貴浩, 佐々木 弘

    平成5年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     脳のどの部位がどのような働きを司っているのかは医学書などで知ることができる。しかし、各部位の関連について知ることまでは難しい。そこで一手法として、本測定では光刺激を与えた時点からそれに応答するまでの脳波等電位図の時間的変化、即ち、脳での伝達経路について調べている。

  • 第三者が剣道正面打撃の打突部位呼称の出現時点を予測する能力

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第26回大会  日本武道学会

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     実際の剣道試合においては打突部位呼称を審判員はどのくらいの予知能力を有して判断しているのであろうか。この点を明らかにすることは、打突部位呼称と有効打突との関連を理解するために有意義であると考えられる。そこで、本研究は、正面打撃を観ている第三者が打撃者の打突部位呼称の起声時点をどのくらいの精度で認識しているのかを明らかにすることを目的としている。

  • 脳波と音楽について

    村上祥三, 佐々木 弘

    平成4年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     人間の脳は数百億の神経細胞のかたまりである。それぞれの神経細胞は電気で情報交換をしている。その電気活動の総和を頭蓋骨ごしに測定したのが脳波である。脳波はその周波数あるいは周期によって大きく4種類に分けられる。本研究では、1/fゆらぎ特性を持つ音楽を聞くことによって脳波(特にα波)がどのように発生したかを報告する。

  • 剣道の正面打撃の打突部位呼称の起声時点と剣道の攻めとの関係(攻めての正面打撃の打突部位呼称の起声時点と反応時間のそれとの違い)

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第25回大会  日本武道学会

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     本研究は光刺激に対する反応動作としての正面打撃の打突部位呼称の起声時点と竹刀打突時点の時間関係を明らかにするために、男子大学生剣道選手7名の指のスィッチ押し、発声(メン)の起声時点までの単純反応時間、指と発声の同時協働動作の単純反応時間、正面打撃の打突部位呼称(メン)の起声時点までと竹刀打突時点までの全身反応時間の3項目について、光刺激に対する反応時間を求めた。その結果、発声は指や竹刀の打撃時点の直後に起声されていることがわかった。このことから打突部位呼称が竹刀打撃時点前に起声されることは、反応動作ではなく、剣道正面打撃の特徴であると推察される。

  • 剣道の打突部位呼称の形成過程

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第24回大会  日本武道学会

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     筆者らは打突部位呼称(コテ・メン・ドー・ツキ)を言語としてとらえ、その意義について考察している。本研究は、言語と運動の同時・協働運動遂行下での言語の起声と運動の開始との時間関係を反応時間の方法によって明らかにすることを目的とし、剣道の打突部位呼称に要する最小時間を検討することにより、打突部位呼称が打突動作の運動場面のどの過程で形成されているかを調べている。

  • 剣道試合での発声の質・頻度・長さの考察

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第23回大会  日本武道学会

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     剣道試合での発声の質(「掛声」と「打突部位呼称:コテ・メン・ドー・ツキ」)・頻度・長さについて剣道の書物では様々な利益、不利益を説き、『極は無声に至る』とまとめてあるものが多い。我々はこれまで、実験室での正面打撃の発声の長さとタイミングについて報告してきたが、実際の試合における分析はまだ行われていない。そこで本研究は実際の剣道試合における発声について検討している。

  • 剣道の目付について(2)

    佐々木 弘, 勝木豊成

    第4回北陸武道学会  北陸武道学会

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     対人競技である剣道においては、目付が勝敗の一要因となっている。本研究では基本打撃時の眼球運動がどのような様相や注視傾向を示すのかを眼振計によって測定し、目付に鍛練度の違いが表れていることを確認した。すまわち、鍛錬者(特に選手)においては無駄な眼球の動きもなく、目付が相手を威嚇する役目も十分に果たしているということがわかった。

  • 剣道基本打撃時の眼球運動

    佐々木 弘, 勝木豊成

    平成元年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     視覚はスポーツを行う上で重要な役割を果たしている。眼球の微妙な運動を正確に調べるために、角膜と網膜間の微小電位(角膜網膜電位)を利用した方法がある。本研究では剣道の目付けを題材に、基本打撃時の眼球運動を測定し、鍛錬者と非鍛錬者の目付けの差異を測定した。そして、剣道指導におけるバイオフィードバック法の利用可能性を確認した。

  • 新素材竹刀の安全性に関する研究(2)

    勝木豊成, 桜井武尚, 梅田孝男, 山田健治, 佐々木 弘

    昭和63年度北陸体育学会  北陸体育学会

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     剣道における上腕の打撃動作に近似した打撃装置の運動性をコンピュータによってシミュレーションした。そして、肩、肘、手首の角速度で変化する竹刀の運動性を再現し、実際の打撃速度との関連を明らかにした。その結果、本装置で標準とした角関節始動時間と各部の角速度は、妥当であることがわかった。

  • 気剣体一致の習熟過程

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第21回大会  日本武道学会

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     本研究は有効打突の判定の最大因子が存在する打突時点を対象として、発声(打突部位呼称)の掛け始めと竹刀の打突時と右足の着床時の関係を検討するものである。発声は充実した気の要因として、右足の着床は適法な姿勢の要因として考えたものである。すなわち、本研究では、発声の掛け始めと竹刀の打突と右足の着床の瞬間を気剣体一致の要因としてとらえ、これらの関係が小学生、高校生、大学生ではどのように修得されているかを検討している。

  • 新素材竹刀の安全性に関する研究(1)(打撃装置の試作とその運動性)

    勝木豊成, 桜井武尚, 佐々木 弘, 吉村喜信

    昭和62年度北陸体育学会  北陸体育学会

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     近年、新素材のひとつに炭素繊維があり、合成樹脂と複合させて種々の製品が作られているが、剣道においても天然竹に変わる炭素繊維竹刀(カーボン竹刀)が生まれている。我々はその打撃時の力学的効果や破損抵抗など、安全に関する特性を打撃装置の試作をし調べた。

  • 運動部指導における心理テストの応用

    勝木豊成, 佐々木 弘, 吉村喜信, 中 比呂志, 村瀬智彦

    第2回北陸武道学会  北陸武道学会

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     運動部の指導において、コーチの果たす役割は重要であるが、コーチは技術論や精神主義アプローチはなされるものの、心理状態を科学的にコントロールする方法はまだとられていないのが現状のように思われる。コーチが競技者の心理的特性をとらえることは、指導場面における重要な手掛かりとなる。本研究では、基礎資料を収集するために、昭和61年度入学の福井工業大学剣道部員から、TSMI、矢田部・ギルフォード性格検査、エゴグラム、CMIの4テストを実施してきた。今回は心理的指導上有効と思われるその応用例を報告する。

  • 剣道指導における筋電図学的応用

    佐々木 弘, 勝木豊成

    第2回北陸武道学会  北陸武道学会

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     剣道の指導現場における実際問題として、口頭の指示・指導だけではプレイヤーの理解を得難く、スキルの改善がされにくいことも多いと思われる。身体運動を科学的に分析し具体的な身体の機能情報を得ることにより矯正・制御し、スキルの向上を試みるバイオフィードバックによる指導法の効用も期待される。本研究では、筋電図および肘関節角度・発声・呼吸の指導前と指導後の測定波形の比較を行うことにより、剣道部員の技術の改善を行わせた。

  • 運動時における筋活動電位について(剣道小手・面連続打撃動作の場合)

    佐々木 弘, 勝木豊成

    昭和62年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     剣道における有効打突とは「気剣体一致」の打突であり、これは充実した気勢、無理のない理合いに適った姿勢、正確な打突の一致を言う。この有効打突を科学的に分析する方法として筋活動電位を利用した研究も効果的と考えられる。すでに面打撃動作における上・下肢の参加筋群の活動様相を鍛錬度から比較・検討し一応の結果を得た。本研究では鍛錬者および未鍛錬者の小手・面連続打撃動作を、筋電波形と肘関節角度変化から調べた。

  • 剣道の発声に関する基礎的研究

    橋爪和夫, 勝木豊成, 佐々木 弘

    日本武道学会第20回大会  日本武道学会

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     日本古来の運動文化である剣道は他の運動種目にみられない様々の特徴を有している。なかでも、発声(気声、掛声、懸声)は剣道特有のものである。剣道では気・剣・体の一致を肝要としており、気の要素である発声に関する思索も多く著されている。しかしながら、剣道の発声を記録して検討をした報告は極めて少ない。本研究は剣道の正面打ちの時の発声を記録し、発声が気・剣・体の一致とどのように関わっているかを検討している。

  • 剣道の目付けについて(眼球運動の基礎測定より)

    佐々木 弘, 勝木豊成

    第1回北陸武道学会  北陸武道学会

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     剣道における目付けは、相手の体や心の動きを読むばかりでなく、相手を威嚇する役目もあり、競技を行う上で非常に重要である。眼球運動の基礎測定として、被検者に正面(中心点)と上下・左右の各側方点との交互注視を行わせ、この時発生する眼球の角膜と網膜間の微小な電位変動を眼振計を用いて記録した結果、水平・垂直誘導ともその電位変動は眼球の偏位角にほぼ比例していた。この測定方法を剣道の指導面に取り入れることにより、競技者の目付けの経時的変化が記録でき、指導者にとって有効なデータとなる。

  • 工業系剣道部員の心理的特性について

    勝木豊成, 佐々木 弘

    第1回北陸武道学会  北陸武道学会

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     工業系剣道部員を対象として、矢田部・ギルフォード性格検査によって測定される性格特性と性格特性因子における選手群と非選手群の比較を行い、性格類型別出現率等を統計的に求めた。また、TSMIにおける選手群と非選手群の比較も行った。そして、心理的特性について調べた。

  • 運動時における筋活動電位について(剣道面打撃動作の場合)

    佐々木 弘, 勝木豊成

    昭和61年度電気関係学会北陸支部連合大会  電気関係学会北陸支部

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     運動時の動作として剣道面打撃動作を測定対象に選び、打撃の瞬間を検知させるために被打撃面に貼付したストレンゲージの出力をトリガ信号とし、トリガ時点の前後それぞれ1.5秒の範囲で表面電極法により導出した上肢8筋、下肢4筋の筋活動電位の同期加算を5回行った。そして、得られた波形結果をもとにして、鍛練度の違いによる参加筋群の活動様相についての比較・検討を行った。

  • パラメトリック電力変換器の動作モード解析(無負荷特性その2)

    佐々木 弘, 村本 浩, 岩原正吉, 宮澤永次郎

    昭和55年度電気四学会北陸支部連合大会  電気四学会北陸支部

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     パラメトリック電力変換器として一般によく用いられている回路は二磁心形であり、飽和リアクトルの磁化特性を理想角形特性とすると、その動作は両リアクトルが共に不飽和(状態Ⅰ)、共に飽和(状態Ⅳ)、または何れかが飽和(状態Ⅱ、Ⅲ)の4つの状態の組合せとなる。これらの状態のうち、一次、二次側間に電力の授受を行うことができるのは、状態Ⅱ及びⅢだけである。そこで、この2つの状態のみからなる動作モードにおける無負荷特性、及び、この動作モードとなるための条件を明らかにし、この動作モードを中心として、入力電圧の変化、あるいは回路定数の組合せに対して、どのような動作モードに移り変わっていくのかを求めている。

  • パラメトリック電力変換器の動作モード解析(無負荷の場合)

    村本 浩, 佐々木 弘, 岩原正吉, 宮澤永次郎

    昭和55年電気学会全国大会  電気学会

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     パラメトリック電力変換器の動作解析として飽和リアクトルの磁化特性を2折線近似し、無負荷における動作モード解析を試み、定常特性を求めた。実際に数値解析を行い、どのような動作モードが存在するかを明白にするとともに、実験結果とも良い対応を示すことを確認した。

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担当経験のある授業科目

  • コンピューティング演習

    機関名:福井工業大学

  • 電子材料工学特論

    機関名:福井工業大学

  • 実験データ処理

    機関名:福井工業大学

  • スポーツ生体情報処理

    機関名:福井工業大学

  • コンピュータリテラシ

    機関名:福井工業大学

教育活動に関する受賞

  • 永年勤続表彰

    2009年11月   学校法人金井学園  

その他教育活動及び特記事項

  • 2013年4月 - 現在   講義用教材

  • 2013年4月 - 現在   2013年度 FD推進委員会主催の「学生による授業評価アンケート」

  • 2013年4月 - 現在   生体電気信号についての体験型学習

  • 2010年4月 - 現在   講義用補助教材